今度のネットワークイベントは,「お手軽だしお金もかからないからさー,Skypeだよね」という話になっているんだが,考えを進めるうちにいろいろ問題もあることに気がついた。まず,イベント中に,「今さぁ,どーしているかと思ってぇ」みたいな,電話がかからないようにするには,...なんて基本的な問題もあるんだが,複数のヴィデオソースを切り替えたりミックスしたり,テキストを重ねたりするにはどうするか。
それでちょっとググってみると,まず登場するのが「Logicool Video Effects」。これ,自分の顔を面白いアバターに変えちゃうことが出来るというもの。ただし,Logicoolのカメラ専用。そういえば,アーティストの津田佳紀ご愛用お手軽リップシンクソフト「CrazyTalk」にも,同様の機能があったはず。
Logicool Video Effects
http://www.logitech.com/index.cfm/webcam_communications/video_software_services/video_effects/&cl=jp,ja
CrazyTalk
http://www.ah-soft.com/ct/index.html
しかし,エフェクトをかけたムービーをSkypeに認識させることができても,これでは,エフェクトの目的が違っている。このラインでもう少し探すと,CyberLinkの「YouCam」があって,これは背景の映像を別のムービーに入れ替えることが出来るので,今回の目的にも,なーンとなく使えそうな雰囲気だ。
YouCam
http://jp.cyberlink.com/products/youcam/overview_ja_JP.html
でも,文字を入れたり画像を切り替えたりという本来の目的からはややズレている。そこで,さらに「やっぱり,タダでしょうFreeだよ」という気分で追って行くと,ドンピシャのモノが出てきた。
「ManyCam」は,MacとWindows版がある無料配布のソフト。機能は多くなさそうだが,ムービーの切り替え,テキストの挿入など,基本的な点で,今回の目的にかなっている。「CamTwist」は,Steve Greenが無料で配布しているMac専用のヴィデオチャット向けのエフェクトツール。ただし,この辺りになると,ヴィデオチャットよりも,「Ustream」あたりでヴィデオストリーミングを楽しんでいる人たちが使い込んでいるようだ。
VJソフトという選択肢もありそうだが,そもそも機能はシンプルな方が良いし,Skypeとの信号のやり取りが困難かも。
ManyCam
http://www.manycam.com/
CamTwist
http://allocinit.com/index.php?title=CamTwist