2010年1月22日金曜日

Windows 7とステレオミキサー

Shuttle SA76G2にWindows 7を入れてみた。ストリーミング用に,Lenovo X61には無かったステレオミキサーを利用したいと思っていたのだ。サウンド機能にステレオミキサーが登場するマシンでは,内部のサウンドとマイク音をミックスすることが可能になるのだが,マシンによっては,これが利用できない。同じサウンドチップを使っていても,結果は異なったりするので,利用の可否は,使ってみないとわからない。
というわけで,起動後,期待と不安を膨らませてスピーカーのアイコンから右クリックで録音デバイスを選択したのだが,ステレオミキサーの表示は現れず,「残念!!」って結果になってしまった。ところが,「こりゃ,何とかならないものか」と,手持ちのUSBサウンドデバイスをさしたところ,変化が現れた。
新たにできたサウンド入力項目のプロパティに,内蔵の入力項目には無かった「聴く」タブが現れたのだ。これを有効にすると,どうやら,内部のサウンドとマイクの音がミックスで出力されるので,ステレオミキサーを使ったのと同様の結果が現れるみたいなのだ。
で,もう一つ,サウンドデバイスがあったのを思い出して,マイクつきのウェブカメラもさしてみた。これも同様に「聴く」が有効になっている。それでいい気になって,いろいろいじっているうちに,ハウリングが発生し,あわてて録音デバイスのウィンドウで,ウェブカムのマイクを無効にしたところ,今度は,ウェブカムマイクのデバイスアイコンが表示されない。...,だが,何のことは無い,録音デバイスのウィンドウ内で右クリックして,そこから現れるポップアップメニューで「無効なデバイスの表示」にチェックを入れればよかったのだ。
これが大発見!! なんと,ステレオミキサーが現れた。つまり,この機能は,初期状態では,単に,無効にされていただけのようなのだ。もちろん,OSをセットアップして,RealTekのサイトから最新ドライバを導入済みなので,そのおかげかも知れないが,とにかく,これでいろいろ遊べそうだ。しかし,これまで散々に,Windowsのサウンド機能には悩まされ続けているので,これで問題解決とはいかないだろう。何しろ謎だらけなのだから。
参考までに,下記のページは,一連のサウンド機能を理解するのに,とっても役に立った。このくらいの説明は,OSを販売しているマイクロソフトでやってほしいものだ。だいたい,ウィンドウ内の右クリックのポップアップメニューのみで現れる選択肢って,ほとんどヴィデオゲームの隠しアイテムだ。だが,まぁ,しかし,実際に触ってみないことには,この丁寧なウェブの記述も「わけがわからない話」だろう。

あたまにきたどっとこむ
http://www.atamanikita.com/
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