2010年4月6日火曜日

互換インクと詰め替えサービス

使用中の複合機EPSON NX200で,インクのランニングコストが高いという話は,ずっと前に書いた通り。それに,同じ大きさで2段階の価格設定があるインクカートリッジを販売しているEPSONのやり方って,ドーも気に入らない。たとえば,Amazonのコメントには,こんな書き込みがあった。僕もオマヌケなので,一見,安い88カートリッジを買い続けていたんだけど,これじゃ,あっという間にインクがなくなるわけだ。

それで,Boxing weekのバーゲンや何かの折に,CANONのマシンを買っちゃえ,と思いつつ,しかし,画質などにはまったく不満もない買ったばかりのマシンだから,何とかならないものかで辿り着くのが互換インク。メーカーの圧力があるのか,日本のように量販店ではお目にかからないが,確かに,通販では格安で売られている。しかし,通販は,何かとトラブルが付きまとうので,回避したい。で,思い出したのは,街中のインク屋さんだ。

早速,「インク・トナー」の看板がある一軒に入って聞いてみたら,互換インクが1個10ドルちょっと。通販価格には及ばないが,純正品より数ドル安いので,ここで手を打つことにした。既に使い始めているけど,今のところ,きちんと残量表示もしている。それで,その店に通って2,3回目のある時,ちょうど,年度末なので,まとめ買いをすることにしたら,店主から「どうしてそんなに買って行くのか?」と不思議そうに尋ねられた。「今月でバジェットが切れるんだよね」と返事をしたら,とりあえず納得した様子。

しかし,そういう遣り取りの最中に,一人のおじいさんが,インク塗れのHPのカートリッジを袋に入れてやって来て,何やらノートに名前を書いたところで,店主は「30分後」って返事をした。そう,ここは,レーザープリンターのトナーだけじゃなく,家庭用の小さなインクカートリッジにも詰め替えサービスをするお店だったのだ。なんだ先に教えてよ,って気分だったけど,今まで気がつかないのもやっぱりオマヌケ。

日本ではあまり見かけないサービスだ。そういえば,でかいタンクに入った汎用インクはPCショップでも見かけるけど,日本のような,チマチマした「詰め替えセット」は無いような気がする。毎度,詰め替えセットでインクをこぼして,大騒ぎしていることを考えると,プロにお願いするこのシステム,案外イイのかも。ただ,この職業,体に悪い物質と付き合うことになるので,きっちり防護する必要がありそうだ。

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