2009年9月29日火曜日

Front Rowでクローズドキャプションを見るには:未解決

北米に住みながら,英語がイマイチな人にとっては,とっても助かるのがクローズドキャプション (closed captioning) だ。そもそもは,音声を聞くことが困難な人々のためのテレビ用の字幕なのだが,英語を十分に聞き取ることができない僕も,これがあれば,なんとなくテレビ映画を楽しめる。もちろん,合わせてウェブで「あらすじ」を確認した上で視聴に臨むのであるが。
このテレビ番組をコンピュータ上のデータとして録画してMacで視聴する場合も,QuickTimeプレイヤーやiTunesを使っている限り,クローズドキャプションを表示させることができる。しかし,手元にApple Remoteという赤外線リモコンがあったので,これに対応するFront Rowでスマートに再生させようと試みているのだが,これでは字幕を表示させることができない。そもそも,Front Rowには,再生環境を細かく設定する機能が無い。
ちなみに,Front Rowを説明しておくと,Apple Remoteに対応して手軽にMacで音楽や映像を楽しめるツール,なのだが,今ではすっかり影が薄くなっている。ちょうど,MicrosoftのWindows Media Centerのようなもの,といえば,理解する人がちょっとは増えそう。
いずれにしても,これは未解決の問題。

2009年9月25日金曜日

旧G4 Mac mini を無線LANに接続する

海外出発の直前にデータコピーを忘れたことが発覚し,無理やりMac miniをバッグに突っ込んで出発した。しかし,今のアパートは,プリンタを共有したいこともあってAirPort(AirMac) ExpressでLANを組んだので,イーサネットポートしか持たないAirport(AirMac) Extreme Card無しの旧G4 Mac miniでは,無線LANにつながらない。
それで思いついたのが,やはり持参したBelkinのWireless G Travel Routerの存在だ。これは,無線ルータ,アクセスポイント,ネットワークアダプタの3つの機能を備える便利グッズで,旅行には必ず持参している。
スイッチをネットワークアダプタモードに切り替え,Mac本体とEthernetケーブルで接続して,説明書に従ってゴニョゴニョッと設定したら,簡単に動き出した。ただ,ネットワーク名の入力は一覧から選択する必要があったので,不可視に設定していたAirPort(AirMac) Expressのネットワーク名を見えるように変更し,また,不可視に戻すという作業が必要だった。
Wireless G Travel Routerは発売からかなり時間が経過しているが,同様の機器では,ASUSのWL-330gEやPLANEXのGW-MF54G2などがある。ただし,GW-MF54G2は付属するACアダプタが100V専用という,何ともコンセプトが良く分からない仕様だ。Belkinのコレは,100-240V対応のACアダプタに加えてUSBからも電源が供給できる。
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2009年9月24日木曜日

Macのプリンタ問題はGutenprintで解決する

格安のインクジェット複合機EPSON Stylus NX200を購入。これをAirMac(AirPort) Expressで共有しようと企んだのだが,どうもうまくいかない。スキャナ機能はUSB接続で使うにしても,プリンタはネットワークで共有したいのだ。それが,Windows XPからは問題なく使えるというのに,Macからはダメ。プリンタを認識して登録しているのに印刷ができないのだ。
こんな時には,フリーの汎用ドライバGimp-printを使うべき,と,ドライバの一覧を探したのだが見つからないので,サイトからダウンロードすることにした。今はGutenprintという名称になっているが,最新版ドライバをインストールして新規にプリンタを登録し直した。この際,自動的に選択されたプリンタドライバのうち,EPSON標準のものではなくGutenprintの名前がついたものに変更したら,あっさり印刷されてしまった。
ちなみに,このNX200というプリンタは日本では発売されていないようだけど,カナダの価格.comみたいなPriceCanada.comによると,液晶モニタ付きの上位機種NX400の最低価格が49カナダドルなので,このシリーズは,やっぱり格安の複合機だと思う。4色独立インクというのも気に入っている。数ヶ月前にNX200を49ドルで購入しているので,ちょっと悔しいけど,各種手続きに際して,このマシンのコピー機能が大活躍しているので,まぁ,納得しておこう。

Gutenprint for Mac OS X

2009年9月23日水曜日

Picasa画像を限定公開する

GoogleのPicasaウェブアルバムでは,各アルバムごとに公開方法(閲覧ユーザー設定レベル)を段階的に選択できる。「一般公開」「限定公開」「閲覧するにはログインが必要」の3段階がある。下記のヘルプに詳細がある。

アルバムのプライバシー: アルバムの閲覧ユーザー設定http://picasa.google.co.jp/support/bin/answer.py?answer=39551&ctx=sibling

この閲覧ユーザー設定レベルは,新規にアルバムを作成する場合はアップロード時に設定できる。既存のアルバムに対しては,画像管理ソフトPicasaやPicasaウェブアルバム上で変更可能だ。「限定公開」に設定した上で友人知人のみに画像を公開するには,各アルバムの一覧画面で「このアルバムへのリンク」をクリックし,現れたURLをメールなどにコピー&ペーストして告知する。詳細は下記のヘルプで。

アルバムのプライバシー: アルバムの閲覧ユーザー設定を変更する
http://picasa.google.co.jp/support/bin/answer.py?answer=113516
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[BlogThis!] PicasaからBloggerに画像を投稿する

Googleの画像管理ソフトPicasa3には,同じくGoogleのブログサービスBloggerへ,簡単に画像を投稿できる[BlogThis!] ボタンが備わっている。
この[BlogThis!] ボタンは,Picasaのライブラリ表示領域の下部にあるボタン バーの中にある。ここから同時に4枚までの画像がアップできる。画像の投稿と同時に,簡単なレイアウトやテキストの書き込みも可能だ。投稿画像はPicasaウェブアルバムの中に保存される。詳細は,下記のヘルプを参照のこと。

Blogger: [BlogThis!] 機能の使用
http://picasa.google.com/support/bin/answer.py?hl=jp&answer=31292

なお,Bloggerに投稿した画像は,すべてPicasaウェブアルバムの領域の中に保存されるようだ。無料のPicasaウェブアルバムの容量は1GBなので,多量の画像を扱うには,有料のサービスを利用して容量を追加するか,Flickerのような他のサービスと併用するか,それとも,Googleのアカウントを複数作って...,という方法になるのだろうか。容量の上限と有料のアップグレードに関しては,下記のヘルプで。

容量のアップグレード: 機能
http://picasa.google.com/support/bin/answer.py?hl=jp&answer=39567
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YouTubeで非公開動画を共有する

YouTubeには,アップしたムービーを上限25人まで限定公開する機能がある。詳細は,YouTubeヘルプの「スタートガイド: 非公開動画(と共有方法)」に解説がある。http://www.google.com/support/youtube/bin/answer.py?hl=jp&answer=157177

以前にこの機能を使おうとしたら,日本語表示モードでは設定画面が現れず,英語表示に変更していたのだが,現在は日本語表示モードでも設定可能なようだ。YouTubeに限らず,この手のサービスで「おかしいな」と思ったら英語表示に変更してみる,というのが「正しい使い方」なのだろう。
ちなみに,ムービーを公開したい相手には,設定(編集)画面にある「アクセス制限URL」をメールにコピー&ペーストするなどして告知するが,視聴にはYouTubeかGoogleのIDが必要だ。
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