2010年2月19日金曜日

Skypeの自動音量調整をOFFにする

Skypeには,急激な音量変化に対応する自動音量調整機能が備わっている。一人でヘッドセットを使う場合には便利な機能だが,スピーカーで,周囲のみんなとSkypeを楽しもうとする場合には,障害になることもある。
これを切るには,Windows版では, 設定ウィンドウからオーディオ設定を選んで,「マイク設定を自動調整」のチェックを外せばよい。これで,言葉が途切れるようなことはないと思うが,状況によっては,「スピーカー設定を自動調節」のチェックも外すことができる。

一方,Mac版の方は,GUI上にそのような設定項目が無いので,裏技的な対応が必要になるようで,「Macの手書き説明書」のサイトで,「Skypeの音量自動調節機能を無効にする」という親切な記述を見つけたので,ここを参照してほしい。
いずれにしても,設定後は手動調整となるので,必ずテスト通信をする必要がある。

Skypeの音量自動調節機能を無効にする

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2010年2月17日水曜日

Windows Live Writerを使ってみる

windowsLiveWriter 単なるお試しで,Windows Live Writerをこのブログに設定してみた。こういうのを使う利点というのがよく分かっていないんだけど,とりあえず投稿。

PowerProducer 5 OEM

DVDヴィデオが作成できずにエラーになっていたPowerProducerなのだが,Cyberlinkのサイトからパッチファイルを落としてインストールしたおかげか,うまく動作するようになった。ただし,以前に作成したプロジェクトファイルを使うと,やっぱり機能不全に陥ることは分かった。

このLGのドライブに付属のOEM版では,機能が制限されている上に,ドルビーサウンドで音声トラックを記録できないから,DVDプレイヤーの機種によっては音声が再生されない場合がある。ただし,メニューなしのディスクを作ることができたり,VOBファイルを読み込んでカット編集できるし,エンコードもそれなりに高速だと思われるので,目的によってWindows DVD メーカーと使い分けが出来そうだ。
それにしても,ここまで辿り着くのに,ずいぶん時間をとられてしまった。
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テロップを作る -Windows Live ムービー メーカー-

先のVOBファイルのカット編集では,キャプションの追加が必要だったので,テロップの編集のために,PinnacleのVideoSpinを利用した。とにかくタダ。このソフトは,お試し期間の15日を過ぎると,コーデックを別途購入しない限り,MPEGファイルの読み書きしか出来なくなる。でも,通常のAVIさえ読み書きできればまあいいじゃない? ただ,肝心のテロップ作成では,まともにプレビュー機能が働かないので,いちいちファイルの書き出しを行なう羽目になった。

どうにか時間をかけて作業は終了したのだから,ま,いいか,と思ったのだが,先の投稿に書いたように,最終的にOS付属のDVDメーカーで焼いたので,それならWindows Live ムービー メーカーって方法があったんじゃないかと思い出して,ちょいと起動してみたところ,これがビックリ,使いやすい。頑なにWindows Media Video形式にしか書き出せないけど,最終的にDVDに焼いてしまう気なら,中間ファイルの形式なんてどうでもいい。YouTube書き出しモードなんていうのもある。初めてiMovieを触った感触,というのは言い過ぎだけど,ユーザーの声を聞き過ぎて,何だか変な方向に行った今のiMovieよりも気持ちいい。

VideoSpinの有利な点は,同じテロップのブロック内で,フォントスタイルを変更出来る点だろうか。Windows Live ムービー メーカーは,ブロック内では同じフォントスタイルしか指定できないようだ。しかし,これも,VideoSpinの動作がちょっと怪しいので,そういう仕様なのかバグなのかよくわからない。
うーん,MS-Windowsを使いながら,ほかはマイクロソフトから自由なソフトを使おうという魂胆だったんだけど,なんだか,MSの罠にはまっている感じ。
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VOBのカット編集 -Avidemux-

DVDから抜き出したVOBファイルをサクッとカット編集してディスクに仕上げてよ,というリクエストがあったので,そりゃ簡単だろうと思ったら大間違い。
いつも使っているDVD MovieWriter 6ではVOBファイルに対応しないので,ドライブにおまけで付いてきたPowerProducer 5(OEM)でやってみると簡単に開くじゃないか,というわけで,これでカット編集して,ファイルを並べてハイ出来上がり,と思ったら,何度やってもエラーになってしまう。ディスクじゃなくて,ファイルに書き出しをやってみてもダメ。タダのソフトだけに始末が悪い。
けっきょく,これまた愛用のAvidemuxでカットからMPEGへの変換を行なって,OSに付属するWindows DVD メーカーで作成することにした。
Windows 7じゃなかったら,この部分も,他のフリーソフトを探すことになるけど,とりあえず,このコンビネーションが一番作業が早いと思う。さらに,Windows DVD メーカーでは,サウンドトラックが一般のDVDプレイヤーで再生できるドルビーサウンドになるのも利点だろう。ただ,必ずタイトルが作成されるので,オプションで「ムービーの連続再生」を選んでいても,再生環境によってはタイトルトラックが真っ先に再生されてしまう可能性が残る。展覧会用としてはマイナス点だ。

ところで,Avidemuxでこの作業をやる時は,VideoもAudioもCopyにして,FormatをMPEG-PSという設定にしているのだが,MPEG-TSとの違いがイマイチ良く分かっていない。また,ABボタンの操作で,ムービー切り出しのIN点とOUT点を指定するのだが,ファイルを書き出そうとしてSaveしようとすると,作業できないと叱られることがある。これを回避するには,IN/OUT点の指定時に,キーフレームを指定しなければならないようだ。実際,よく理解していないんだが,MPEGファイルは,ブロックごとに圧縮するから,そのブロック単位の切れ目をIN/OUT点に指定しろ,ということのようだ。具体的には,「<<」「>>」ボタンでキーフレームへの移動ができる。
だから,作業手順としては,再生ボタンやスライドバーで目的の編集ポイントにあたりをつけたら,「<<」「>>」ボタンで,その前後のキーフレームに移動して,そこで,「A」または「B」ボタンをクリックすればよい(厳密な編集は無理ということ)。AB点の指定後にSaveすれば,指定された間がMPEGファイルとして保存される。おっと,拡張子を自動的に付けてくれないので,ファイル名の最後には「.mpg」まで記述することが必要だ。
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2010年2月2日火曜日

ネット難民

DTIのわがままなサービス打ち切りで困っていることは,既に,ここあそこに書いた通り。2ちゃんねるの「DTI ひかりone T (旧TEPCOひかり) 難民専用スレ」では,発言の最後に「DTIは糞」「KDDIも糞」が合言葉らしい。

このブログでその言葉を付けることはないけれど,ヒドイ企業体質であることは明らか。KDDIには,そもそも海外からの電話を受け付ける体制がなく,DTIに,やっと,解約届を発送してもらうための電話をかけたが,たった4月未満の猶予期間しかないから,僕自身が帰国して移行の手続きができないということに関して,まったく想像力が働かない担当者が対応してくれた。共有部分に関わる事態が派生しても,電話でマンション管理組合の皆さんにお願いするしかないというつらい立場,きみたちは知ろうともしないんだろうね!!(でも,海外に居ると言ったら,PDFの解約届をメールで送ってくれることになった。最初っからこうしてよ!!)。

KDDIが東京電力から引き継いだ光回線について,これを維持管理する責任を放棄して,今回の事態を招いているわけなのだが,それでも,まぁ,この12月の時点で「2011年9月で終了」と発表しているにもかかわらず,DTIは「2010年3月で終了」,それも僕の環境の場合,「黙っていると勝手にADSLにするよ」「その後2年以内に解約すると約1万円頂戴する」というのだから,いわゆる「ぼったくりバー」の仕組みだ。

メールでの問い合わせに対して,「詳細は郵送で」「解約したいならまず電話をかけて」というのだ。この手のサービス窓口の電話がつながりにくいのは常識だ。ウェブ上のサービス窓口があるんだから,そこでやり取りが出来てもおかしくないはずなのに,意図的に解約を困難にしているとしか思えない。「なぜ電話なのか」という質問をしたら,「間違いが多いので,それを防止するため」なのだそうだ。しかし,そもそも,解約届を送ってもらうために電話をかけなくてはならないから,電話をしている時点では,ユーザーは解約届そのものを目にしているわけではない。間違いも何も,一番重要なのは,その解約届が到着してからのことだろうから,まったくオハナシにならない。

また,光回線の代替がADSLと言うのもおかしな話だが,これについても,「KDDIはIPv6への対応が不十分だからイーアクセスの方がお勧め」とDTIは判断したのだそうだ。きっと,KDDIが聞いたら怒っちゃいそうな説明である。でも,KDDIには海外からアクセスできる窓口がないので,ここで告げ口できないのが残念!!

そもそも,DTIは,ここ数年,「フレッツにしましょう」というしつこいまでの勧誘をかけてきていた。電話でも郵便でも,何度も勧誘していたのだ。それが今回の件で質問すると,「お住まいの建物はフレッツ光の対応マンションおよびひかりoneの対応マンションではございませんでしたため、「DTI光 with フレッツマンションプラン」および「ひかりoneマンション各プラン」への移行をご案内させていただくことができかねました」だって。今まで使えないものをしつこく勧誘していたというわけだ。わけも分からずに勧誘するほど,DTIにとってフレッツの回線を増やすことは,オイシイ話なのだろう。

僕が陥っている状況を生んだ原因は,この点が一番の問題なのだと想像する。つまり,DTIはフレッツがオイシイと思っているから,KDDIと積極的に協力するつもりがない。通信事業者として公共の意識があるのなら,光回線を光回線として維持するくらいの努力があってしかるべきなのだが,そんなのどうでもいいのだ。おそらくKDDIの方も,旧東京電力の回線を,ユーザーの申し出も無いのに,自ら積極的に切り替え工事するのは採算が合わないと判断しているのだろう。その結果が,こういうことだという憶測。それほど間違ってもいないと思う。

ジツは,この11月末に一時帰国した際に,この問題の回線が接続不良に陥って,DTIやKDDIの下請け業者とやり取りしたことがあった。その時にも,DTIの電話番くんは,とにかく手を打つ前に,真っ先に「これはベストエフォードのサービスだから」と説明したのだ。それは「最善努力」の意味ではなく,「いい加減な対応しかする気はないよ」という文脈での発言としか受け取りようがない。おまけに,こんな話が進行していたんだったら,この時点で教えてくれよ,なぁ。

KDDIやDTIに限らず,そもそも通信事業者というのはけっこうヒドイものだ。これまでも,引っ越しやサービスの切り替えなど,NTTと関わると必ずトラブルが発生していた。わけのわからない社内用語を星の数ほど生産し,利用者には全くわけのわからない状態にしておいて,こんがらがって自分たちもやたらとミスをする。親方日の丸で大赤字のJALソックリ。でも,ジツは,親方日の丸な「規制緩和」の中で生まれてきた他の通信事業者も五十歩百歩なのだと思う。おそらく,天下り先を増やすための規制緩和,ぐらいに捉えるべきだ。

今のところは,「このクソったれな」という気持ちでこんな文章を書いているくらいだけど,今回のDTIの対応にしても,ウェブのアクセス先を勝手に誘導するという,ハッキリ言って,ウィルスによる情報操作的仕掛けを施して平気な顔をしているのだから,この先何をしてくるか分からないのがこのギョーカイだ。
この画像のようなムービーが登場する「お知らせページ」だが,最初に登場した時には,DTI ひかりone T (旧TEPCOひかり) のユーザーは,ブラウザを立ち上げるたびに,ウェブのアクセス先が誘導されて強制表示される仕組みになっていて,その解除方法も示されずに,いきなりムービーが登場するという画面になっていたのだ(現在は,ムービーはリンクに変更されている)。「ネットに接続するたびにあの顔を見せられてPTSDに陥った」という発言には,同情を禁じ得ない。留守を守ってくれている僕の家族にも申し訳ないと思う。ホントに。そして,ここには詳細な説明もなく「移行に同意」ボタンしかない...。

通信と放送の融合というけど,一方は既に,相当な情報操作を日常化して厚顔無恥なのだから,この先,強力なウィルス的活動が,日の丸印に後押しされながら仕掛けられてくるのは明らか。クソとは言わないけどウンザリ。
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2010年2月1日月曜日

DTI ひかりone T (旧TEPCOひかり) 難民

プロバイダ「DTI」のわがままな話は以前に書いた通り。DTIが,4ヶ月に満たない猶予期間で,サービスを打ち切るという通知をしてきたという件だ。それも,ウェブでどこかのサイトに行こうとすると,強制的に社長のムービーが登場するページに転送される仕掛けまで施されたというヤツだ。
2ちゃんねるには,「DTI ひかりone T (旧TEPCOひかり) 難民専用スレ」っていうのがあって,すでに「2」という数字になっている。ここで話題になっていたのが,「DTI ひかりone T」と同等のサービスを2011年9月まで継続するであろうiTSCOMに移行するという話だ。そこまでは先月の時点で分かっていたんだが,iTSCOMの受け付けが1月31日で終了するというのをウッカリ見過ごしていた。今日は,日本時間で2月1日だ。
なにしろ,自宅マンションは,戸数が少ないのでKDDIの新たな光ファイバサービスの対象にならないという。時代に逆行して,このまま黙っていると,むりやりDTIによってADSLに変更されてしまい,それも,4月以降,2年間の途中で解約する場合, 9975円の契約解除料なるものが請求される。
このADSLサービス,そもそもはイーアクセスの回線を利用したもので,イーアクセスのADSL-directで契約した場合は,そんな料金など発生しないのに,DTIでは1万円近い料金を頂こうというのだから,とんでもない。
解約するにも,必ずDTIに電話をして書類の送付という手順が必要になる。プロバイダ側が勝手にサービスを終了するのだから, 何もしなければ自動的に解約されるというのが筋だと思うのだけど,カネを徴収する方向へ,これまた勝手に判断するのだから,やっぱりわがままな会社だ。
既に,DTI社長の顔を何度も拝まされた家族には申し訳ないが,書類作成やモデムの取り換えをお願いしないわけにはいかないだろう。5,6ヶ月くらい海外に滞在する人も珍しくないのだし,KDDIの回線自体は2011年まで継続されるのだから,もっと早くお知らせを出すべきだろ!?,と,また前回と同じ内容になってしまった。これから,解約の書類を送ってもらう電話をかけるので,経過報告はまた後ほど。