2009年12月17日木曜日

クリスマス前のアップルストア

先の実験で,内蔵サウンドデバイスでは,ノイズが混入して音が悪いと感じたので,外付けの装置を買ってみることにした。とはいっても,高価なもので失敗する危険もあるので,とりあえず,写真のようなチープなものを選んでみた。
アップルストアは近いし,品物もそこそこそろっていて,なにしろ,人が少ないので一番だ,と思ったのが大間違い。到着してみると,店内はクリスマスプレゼントを買う客で超満員。というか,赤いポロシャツを着た店員と客が半分ずつの割合でひしめいている。店員多過ぎ!!
で,おしゃべりしている店員に声をかけたら,さっそく,ちょいと高そうな装置を勧めるので,ふり切って,真っ先に目に入ったiMicを指名。
カード払いで買うって言うと,いかにもWindows CEで動いている風のFujitsu印の端末をとりだしてカードを滑らせ,さらに「レシートがほしいか」ときくので,ハイハイと答えたら,メールアドレスを教えろと言うじゃない。なんでも,レシートはメールで送ってくれるんだそうな。それで「袋は要らないよ」ってお店を出てきたけれど,それじゃ,万引きしたのかどうかわかんないゾ。袋はもらって来た方が良かったかも...。
ウチに帰って確認すると,確かに,メールでPDFの領収証が到着していた。けど,じつは,次に寄ったLondon Drugsで,同じiMicがほぼ3分の1の値段で置いてあるのを目撃。満員の店員を見た時に,「ここで買い物しちゃいけない」と,即座に判断すべきだった。こりゃ,赤いポロシャツの店員さんとのおしゃべりと,メールでレシートが届くという仕掛けのためにお金を払ったみたいなものだろう。まぁ,アップルストアはそういうコンセプトのお店だからしょうがないかぁ?
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2009年12月16日水曜日

Skypeでムービーの音声を再生する(Mac編)

Mac上で再生中のムービー音声をSkypeに送り込むには,仮想サウンドデバイスのSoundflowerと,内部サウンドを分岐出力させるLineInの合わせ技が考えられる。
Soundflowerをインストールし,システム環境設定のサウンドで出力をSoundflower(2ch)にする。LineInの方は,単体で動作するアプリケーションだ。コピーを2つ作って起動させ(ファイル名をLineIn01,LineIn02とでもしておく),1つは内蔵マイクや外部入力からSoundflower(2ch)へ,もう1つはSoundflower(2ch)からヘッドホン出力を指定して「Pass Thru」ボタンを押しておく。その後,Skypeを起動したら,音声入力デバイスにSoundflower(2ch)を指定する。これでマイク入力とムービーサウンドの双方を送り届けることができる。
ムービープレイヤーのスライダーで簡単な音量調整は可能だが,ミキサーを操作するようには行かないのが残念なところだ。

Soundflower
http://code.google.com/p/soundflower/

LineIn
http://rogueamoeba.com/freebies/
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2009年12月15日火曜日

Skypeでムービーの音声を再生する(Win編)

Skypeで画面の共有ができるのは分かったが,この機能を使ってムービーを再生した場合,そのままではマイクとともにムービーの音声を送ることができなかった。そこで,ちょいと調べて分かったのは,僕のLenovo X61単体では不可能だということ。ちょっと悲しい。
他に所有しているWindows XPのマシンでは,画像にあるように,タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックして,ボリュームコントロールを開いて録音側を選択すると,「マイク」以外にも,「モノラル出力」「ステレオミキサー」の項目が登場する。一方,X61では「マイク」項目しか現れない。通常は,ここで「ステレオミキサー」を有効にしておくと,マイクやムービーの音声をミックスしてSkypeに送り込むことができる。音量の調節は再生側のミキサー画面で行える。ちなみに,画像のマシンの場合は「モノラル出力」を選んだ方が適当のようだった。
この機能が使えるかどうかは,マシンに備わるサウンド装置やドライバーソフトによる。だから,使ってみないと分からない。また,ドライバーソフトの更新で「ステレオミキサー」が使えるようになる場合もあるらしいが,X61は,どう転んでもダメみたい。コンピュータ購入時にこの点を確認する人って...なぁ。X61のようなマシンでこれを克服するには,USBのサウンドデバイスなどを追加する必要があるようだ。
それに,マシンの能力も要求されるようで,試用したコンピュータでは,ムービーの音声が途切れてしまうこともあった。いずれにしても,ノイズも増えるみたいだし,この手を使うには,サウンドデバイスの追加が必要かも。Macでの方法は,この次に。
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Skypeで画面の共有

Skypeのテレビ電話で,ついでに画像を共有できないの? と思っていたら,既にその機能は備わっていた。以前に,仮想ウェブカメラソフトともいえるManyCamCamTwistを試してみたけど,単に,デスクトップに見えているものを相手に提示するだけなら,Skypeの「画面の共有」機能で十分なのだ。
この画面の共有を開始するには,テレビ電話の最中にMac版(ver.2.8)ならモニタ画面の左上,ビデオボタンの隣の共有ボタンをクリックする。Windows版(ver.4.1)では,モニタ画面の下部,ボリュームコントロールの隣にあるポップアップメニューから,画面の共有を選択する。この際,共有する領域を全画面にするか,選択部分に限定するか選ぶことができる。
共有を開始すると,相手のモニタ画面では,カメラの映像と入れ替わりにデスクトップの様子が登場する。グラフィックスやウェブデザインの打ち合わせにも使えそうだ,音声はそのまま通じるし,こちらのポインタも反映するので,位置を指し示しながらの説明も円滑に行えそうだ。ムービー画面を指定してみたが,それなりに使えるという感触を得た。Skypeの機能では,音声をムービーに切り替えることは出来なかったが,これも,ひと工夫すれば実現しそうな気がする。
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2009年12月11日金曜日

STAPLESにS-ATAケーブルは無かった

MacBookからハードディスクを取り出して交換し終わったところで,外したHDをUSB接続するためのセットに,S-ATAケーブルがないのに気付いた。ちょうど紙やインクも切れたことだし,ここは,STAPLESで一気に買い物,と思ったのだが,「Serial ATA Cable」って言ったら,店員さんに「はぁ?」って顔をされちゃった。
「Serial」の発音,良くなかった?
「ハードディスクのケーブルよ」,って言ったら,「ああっ」ってことで,「ハードディスクはあるけどケーブルは無いね」という返事。だったのだけど,店を回っていたら「IDE Cable」はしっかりあった。IDEは,売れ残っていて存在しているのか,それとも,未だにこっちを使うユーザーが多いのかは不明。ま,文具屋さんでパソコン用品を買うのは無理があるのかな。しかし,「冷却用のファン」なんていうのも置いているのだよ,この店は。

DTI [重要] ひかりoneTタイプサービス終了のご案内 だって!

一時帰国の最中にインターネット接続が出来なくなってしまった。家族によると,この半年ほどの間にも,同様の事態に遭遇していたらしいが,しばらくすると回復したので,そのまま放置していたようだ。今回も,何だかんだとやっているうちにつながるようになってしまった。
しかし,今後もこの状態が続くのでは困るので,DTIに連絡をして対応を求めたのだが,「Best Effort ベストエフォート」だからという理由で,まあ,ハッキリ言って何の仕事もしなかった。この言葉,「最善努力」のはずなんだが,プロバイダ的には「無責任」ってことらしい。まぁ,回線業者というのは,NTTを筆頭に詐欺師みたいなものだから,何を言ってものれんに腕押しだ。

原因不明なのだから,とりあえずVDSLモデムを交換してほしいとの希望も伝えたが,これまた拒否されてしまった。最近は,こういったことも渋くなったものだなぁ,と思いながらバンクーバーに戻って来たとたん,表記の「サービス終了のご案内」メールが到着した。なるほど,止めるサービスに対しては,投資をしないというわけだったのか。しかし,だったら,障害が発生した時点で,この情報も伝えてほしかった。なにしろ,2ちゃんねるあたりを見れば,ずいぶん早い時点から話題になっているではないか。

おまけに,この「案内」には,移行プランとして 「DTI ADSL 50Mお得プラン」が示されていた。FTTHからの移行がADSLかよ!? そう思って問い合わせを出したら,「現時点では、「ひかりoneTタイプV100Mプラン」をご利用いただいていお住まいの建物はフレッツ光の対応マンションおよびひかりoneの対応マンションではございませんでしたため、「DTI光 with フレッツマンションプラン」および「ひかりoneマンション各プラン」への移行をご案内させていただくことができかねました。」という回答。

以前は,ダイレクトメールや電話まで使い,料金が安くなるからと「DTI光 with フレッツマンションプラン」への勧誘をやっていたのに,今回は「できかねました」だと。DTIは,顧客満足度が高いというのがウリのようだけど,そりゃ,僕のようなユーザーは利用をやめてしまうから高くなるのは当たり前か。ADSLに移行するにしても,僕としてはDTIのメアドもドメインも必要ないから,わざわざイーアクセスのADSL-directと同品質の回線を高い料金支払ってまで使うことは無いし,この際,他のプロバイダへ乗り換えればキャンペーンの割引やキャッシュバックもあるし,「BBキャンペーン for Windows Live」だと,さらに基本料金は安くなる。

にしても,「サービス終了の 2010年3月31日までに意思表示をいただけない場合は、お客様のインターネットご利用環境の継続性を担保するために、本書面にてご推奨させていただいているプランへの移行案をご承認いただいたと判別させていただき自動移行対応をさせていただきます。」というのは,押し売りもいいところ。通信業者だったら,「対応マンションではございませんでしたため」などと言わず,おなじ光回線の環境を提供するように努力すべきだろう。わざわざ,今回の措置による退会についての手続きを問い合わせても,この点だけは,知らんぷりのDTIなのだった。
DTIKDDIも,それに,そもそも「TEPCOひかり」をさっさと売り払った東京電力も,みんないい加減だよね。